【札幌の眼科】子どもの近視が進行する前に!知っておきたい3つの予防法
こんにちは。
札幌市南区澄川エリアの眼科・美容外科の【札幌ひかげ眼科・目もとの美容外科クリニック】です。
近年、子どもの近視は年々増加傾向にあります。
文部科学省の学校保健統計調査によると、視力1.0未満の小学生の割合は、昭和54年では約18%、平成元年では約21%でしたが、令和元年には約35%にまで増加しています。
また、中学生では、令和元年時点で半数以上が視力1.0未満とされており、その多くが近視によるものと考えられています。
スマートフォンやタブレット、パソコンを長時間使うことが増えたことも近視の進行が早まるようになった要因の一つでしょう。
けれども、早期に対策を講じることで、近視の進行を遅らせたり、予防したりすることは可能です。
今回は、お子さんの近視の進行を予防する対策についてお話しします。
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子どもの近視は目を休ませることで進行を遅らせる効果も
近視は、近くのものにピントが合いやすく、遠くのものがぼやけて見える状態です。
特に成長期の子どもにおいては、背が伸びて身体が大きくなるとともに近視が進行することがあるのです。
進行すると、視力の低下が進み、日常生活に支障をきたす恐れがあります。
また、将来的に強度の近視になったときに、さまざまな目の病気にかかるリスクが高くなることもあります。
目を休ませることで近視の進行を遅らせる効果が期待できるので、家庭でも実践できる予防策を行いましょう。
近視の進行を遅らせるためにできること
近視の進行をできるだけ遅らせるために、ご家庭でできることを紹介します。
1.屋外活動を増やす
最近の研究では、子どもが屋外で過ごす時間が長いほど、近視の進行を抑える効果があることがわかっています。
自然光にさらされることで、目の成長によい影響を与えると考えられており、1日2時間以上の屋外活動を確保することが望ましいとされています。
参照:厚生労働省e-ヘルスネット「保護者の方に知っていただきたいこどもの近視予防対策」 >
2.近くのものを長時間見ることを避ける
近視は、近くのものを長時間見ることで進行することがあります。
特に、スマートフォンやタブレットなどの長時間の使用は、目に大きな負担をかけています。
デジタル機器を使用するなど近くのものを見ている際は、20分に1回、20秒以上、目を休める時間を確保するようにしましょう。
3.正しい姿勢を保つ
近くのものを長時間見る際、姿勢が悪いと目に余計な負担がかかります。
ゲームはもちろんのこと、勉強や読書の際も、適切な距離を保ち、背筋を伸ばした姿勢で行うように声をかけましょう。
近視の早期発見のためにもお子さんの目の定期検診は当院まで!
子どもの近視は、早期に予防と対策を講じることで進行を遅らせることができます。
近視が進行しているかどうかを早期に発見するためにも、眼科検診が非常に重要です。
子どもの視力は成長とともに変化するため、定期的に視力検査を受け、異常があれば早期に対応するようにしましょう。
札幌市南区の眼科【札幌ひかげ眼科・目もとの美容外科クリニック】では、眼鏡やコンタクトレンズなどの矯正法のほかに、子どもの近視に対して進行を遅らせる作用のある点眼薬もご用意しています。
お子さんの視力を守るために、定期的に眼科検診を受診し、日々の生活習慣も大切にしましょう。
