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EQUIPMENT 設備紹介

手術

白内障手術装置

超音波によって濁った水晶体を効率的に砕き、スピーディーに除去できる機器です。手術中の眼内圧を一定に保てるので、患者さまの目にかかる負担を軽減できます。また、合併症のリスクも抑えられます。

硝子体手術装置

網膜剥離や黄斑上膜などの網膜にトラブルが起こる疾患に対して、処置を行うために硝子体を切開する機器です。できる限り切開する部分を小さく抑えられるので、術後の回復が早まることが期待できます。

緑内障レーザー(SLT)YAGレーザー

緑内障や後発白内障(白内障手術後に水晶体後嚢が濁ること)の治療に使われるレーザー機器です。緑内障で上昇した眼圧を下げるため、もしくは後発白内障で濁った物質を除去するためにレーザーを照射します。照射による痛みは感じにくく、5~10分ほどで終わります。

検査・診断

涙道内視鏡

目と鼻をつなぎ、涙の通り道である涙道に異常がないかを調べる機器です。涙道が詰まったり狭まったりすると、涙が目からあふれてしまい、なみだ目や目やにの増加の要因となります。涙道内視鏡には小型のカメラがついているので、直接確認することができます。

超音波画像診断装置

目を閉じていても、超音波によって目の中の状態が画像で確認できます。角膜や水晶体に濁りが生じたり、硝子体出血などによって眼底が見えない状況でも、網膜の状態を確認できます。

光干渉断層計

近赤外線を照射して網膜からの反射を計算し、目の断面像を確認できる機器です。従来の眼底検査よりも、網膜などの状態を詳しく把握することができます。非接触で短時間の検査が可能で、患者さまの負担軽減にもつながります。

前眼部光干渉断層計

「光干渉断層計」と同じ原理で、角膜から水晶体まで目の前部に特化した断面像を非接触で確認できます。視力に影響を与える角膜の形状や、眼圧の上昇に関わる隅角(目の液体を排出する部分)を詳細に把握できます。

自動視野計

視野の広さや眼圧、眼底を自動的に検査できる機器です。従来の視野計は暗室で行う必要があり、検査時間も長くかかりましたが、明るい部屋での検査が可能になり、検査時間も短縮されました。

ORAシステム

従来の白内障手術では、事前の検査から適切と思われるレンズの度数を予想していました。ORAシステムは、手術中に濁った水晶体を除去した段階での目の状態や眼球の向きが測定でき、適した度数を算出できます。人工眼内レンズを入れた後も測定し、固定した位置などを精密に確認できます。

CLINICAL DX 医療DX推進体制整備加算について

当院は患者様に関わる情報を十分に活用し、適切な診療を実施する体制を整えています。
それにより、オンライン資格確認等システム導入について、厚労省の定める施設基準に適合し、「医療DX推進体制整備加算」の届出を行っております。